若きジュエリー職人ののんびりつぶやき帳

全面刷新!新型 インディアン・スカウト登場!!

 いやはや、ビックリニュースです。



先日4月2日、インディアンモーターサイクルを製造するアメリカ・ポラリス社から新型バイク「Scout 1250」が発表されました。


3月の下旬に、X(旧Twitter)のIndian motoycycle公式アカウントから

「All new indian scout」と題された短い動画が投稿されていて、

All new・・・スカウトが完全新型に・・・!?、と待ちわびていました。



そしてついに2日、その全貌が公開されました。

排気量1250ccにアップされた完全新設計、水冷DOHC60°Vツインエンジン「SPEED PLUS」を搭載。
6速MT、105馬力(101スカウトのみ111馬力)
こちらも新設計・スチールフレーム
極太の1本マフラー
ABS、燃料メーター付き

エンジン単体にも“スピードプラス”という名称が付けられました。
チーフ系エンジンにはサンダーストローク、チャレンジャー系にもパワープラスという名がつけられていますが、スカウト系エンジンにも同様になった形ですね。



そしてバリエーション展開がかなりあり、こちら↓
■スカウトクラシック($13,999)
ベーシックモデル。
フェンダー形状的にも従来のスカウトを踏襲しているのが見えるが、エンジンの存在感がグッとましてマッシブな感じになりましたな。
シート高 654mm/車重 255kg

■スカウトボバー($12,999)
この新型エンジンの見た目からしてこのボバーが一番シックリくるかも。
シート高 649mm/車重 251kg

■スポーツスカウト($13,499)
ビキニカウルにハイアップライザー、大きめFホイールと、従来の「ローグ」のポジションですね。
ですがハンドルバーが高く伸びている従来のスカウトローグとは違い、高いライザーに短めのハンドルバーという構成になっています。
シート高 654mm/車重 248kg

■スーパースカウト($16,499)
スクリーンとサドルバッグ標準装備のツーリングモデル。
スーパーチーフのスカウト版って所でしょうね。
シート高 654mm/車重 268kg

■101スカウト($16,999)
最上位モデル。
倒立フォーク、ダブルディスクにブレンボの対向キャリパー、リザーバータンク付きリアサスペンション(オーリンズなどと言う記載はない)、中空アクスルシャフトと、なんかもうFTRにすら見えてくる装備。
シート高 654mm/車重 249kg


とまぁこんなラインナップ。



また、クラシック・ボバー・スポーツにはそれぞれ「スタンダード」「リミテッド」「リミテッド+TEC」と装備の違いのバリエーションまであります。

・スタンダード
アナログメーター、電子装備なし

・リミテッド
アナログメーター、トラクションコントロール、クルーズコントロール、ライディングモード切替3段階、USBポート付き

・リミテッド+TEC
タッチスクリーンメーター、トラクションコントロール、クルーズコントロール、ライディングモード切替3段階、USBポート付き、ライドコマンド、Bluetooth、キーレスイグニッション


スーパースカウトと101スカウトにはこの展開はなく、リミテッド+TECの装備付きのみです。

従来のスカウトは、特に電子装備や豪華ブレーキ・サスペンションを搭載するモデルと言うのが無く、至ってシンプルで比較的カジュアルなラインでしたが、ここにきて一気に豪華装備がてんこ盛りとなり、がっつりプレミアムなクラスとなりましたね。

ポラリス製インディアンとなってもう10年以上がたち、スカウトも2015年の登場から早10年が経ちます。
ポラリス製バイクなら納得のクオリティです。


飽くまで本国アメリカでの発表であるため、まだ日本導入及び日本での価格・仕様は未発表。
一部のモデルは日本には導入されない、日本仕様にはLimited+Tecは導入しない、なんてパターンもあり得なくはありません。

実際に今現在、スカウトSIXTY系が日本導入が終了されているので、どのモデルを入れてきて、どのモデルは見送られるのか、ちょっと怖さはありますね。